【初心者向けビジネス書】 イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

ここしばらくは全く読書ができていないため、このブログで本を薦めるべきかどうか悩みましたが、

一応私はこれまでに少なくとも100冊以上のビジネス書は読んでいるので、

これまで企業経験があまりない方、学生さん、主婦の方などで、ビジネスについて少し勉強したい方向けに、入門編の本をご紹介してきたいと思います。

 

お薦めしたい本はたくさんあるのですが、まず1冊目は安宅さんの「イシューからはじめよ」です!

↑ kindle版で携帯に入れていつでも読めるようにしよう!

 

Issueからはじめよ

発売から10年が経つのに、単行本はまだアマゾンで1位!驚異的なベストセラー!

 

まずなにがいいかっていうと、タイトル!

イシューからはじめよ。

そのとおりですね。今日から口癖にできると、それだけでもう十分。

イシュー、つまり「論点」や「課題」のことですが、それがしっかり整理できており、そのために打ち手や優先順位を明確にできていれば、それだけでかなり筋がいいビジネスパーソンだと思います。ほんとに。

が、実際はかなり多くの方が論点が曖昧だったり、会話のためにブレてしまったり、課題が不明瞭のまま行動してしまったりするんですね。

 

コンサルの人などのよくある口癖として、

「そもそも〜」

っていうのがあるのですが、そもそもどうしてこれをやっているんでしたっけ、というような掘り下げ方をしていくと、論点、つまりイシューが明確にできたりします。

この本が発売された後は、イシューという言葉が界隈でバズワードになっていたとか。

 

また、読んでいただけるとわかるのですが、非常に読みやすく、難しい言葉などが含まれていないため、初心者、ビジネス書を普段読まない方、でもサクサク読めると思います。これまで多くの本を読んできたぜって方には物足りないかもしれませんが、メッセージは非常に普遍的で、基本かつ重要な内容だと思います。

みなさんがなにか新しいことをはじめる際は、ぜひ自分に自問自答してみてください。

 

  • いまのイシューってなんだろう
  • イシューを解決するために、打ち手はどれだけあるんだろう
  • その中で優先度の高いもの(=効果が大きく出るもの、比較的簡単に or 短期間に実施できるもの)ってなんだろう

 

イシューが整理でき、打ち手の洗い出しができており、優先順位付けができれば、あとは実行フェーズなので、愚直に行うだけです。

その後、仮説検証を行ってPDCAを回していく必要があるのですが、それはまた次のお話、ということで。

 

ではまた。ばいばい。

 

 

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